別冊 Mail Magazine adica 1999年1月20日(水)
RADICA EXPRESS SELECTION
iMacを検証する

 ご存じの通り、「iMac」がバカ売れだ。昨年の8月から、いままで出荷されたiMacは80万台(うち10万台が在庫という報告も)という。
 先日、1月16〜17日分のBCNランキングMarket Viewが発表され、米国におけるデスクトップパソコンの販売シェア、つまりいま売れているパソコンが発表になった。 いま米国で買われているパソコンのなんと56.6%がマッキントッシュ。しかも、45 .3%がiMacだそうだ。 ヨセミテ(PowerMacintosh G3 Blue & White)の発売も、今月末に新型の5色のiMacが発売予定も、値下げされたボンダイブルーiMacの売れ行きを止めることはないようだ。 この成功はアップルの未来を決めることになるだろう。iMac的なもの、それこそ求められているアップル的なものだったことがわかったからだ。
 ということで、発売を前に5色フルーツカラーiMacを検証しよう。iMacを検証すれば、アップルがどこに行きたいのか見えてくるはずだ。
 iMacはその強烈なプロダクトデザインの個性から、見かけや性能を元に語られることが多い。そこでちょっと、今回はiMacを仕様から見てみたい。
 iMacが持つインターフェイスは、周辺機器のためのUSB(Universal Serial Bus)ポート。ネットワークのための10/100BASE-T Ethernet。 インターネットの56Kbps内蔵モデムしかない。アップル社のiCEOジョブスは、これだけあれば全てが足りると判断したようだ。 裏を返せば、パソコンというモノはこういう使い方をするものだと言うことかも。
 面白いのは人知れずに、赤外線ポートIrDAが無くなったこと。その代わりに100BASE-Tがあること。 ジョブスの家庭でのパソコンシーンのビジョンには、低速な光結合より超高速の有線LANの時代だと思っているのかも。
 iMacはパソコンだ。しかしそれ以上に、未来の超情報化社会からのメッセージのような気がする。

○アップル - 製品&テクノロジー - iMac
http://imac.apple.co.jp/

□□ [Hosaka the G33kSt@r hosaka@sco.bekkoame.ne.jp]


より情報量の多いRADICA本誌を、ただいま無料配送中です。
お申し込みは、「RADICA配送希望」と明記の上、reception@ninjin.netまで。
    編集発行人:山崎一幸 発行:にんじんじむしょ
    radica@ninjin.net http://www.ninjin.net/radica/
    〒362-0076 埼玉県上尾市弁財1-8-21
    Copyright(C), 1997,1998 NINJIN Jimusho.
    RADICA are trademark of NINJIN Jimusho.
○配送停止、配送先メールアドレスの変更、RADICAに掲載された記事を転載する時は、 http://www.ninjin.net/radica/ に掲載の内容をお読みください。 ○複数の読者が同時に閲覧可能なメールアドレス(メーリングリストなど)での登録は ご遠慮下さい。 ○このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) ○RADICAに掲載された情報をご利用になって発生するすべての損害に関して、にんじんじむしょはいかなる責任も持ちません。 ○RADICAに掲載された商標または登録商標は、各社の商標または登録商標です。 ○広告のお問い合わせは、 radica@ninjin.net 宛までお気軽にどうぞ。 ○ご意見、ご感想、ご要望、ご投稿、その他なんなりと、radica@ninjin.net 宛お送りください。 いただいたメールは、特にお断りがなければRADICA誌上に掲載することがあります。 ○