別冊 Mail Magazine Ｒａｄｉｃａ	1998年12月16日（水）
RADICA EXPRESS ＳＥＬＥＣＴＩＯＮ
富士ソフトＡＢＣがLinuxコンソーシアム設立へ
１４日、独立系ソフト開発会社の富士ソフトＡＢＣは、４人の専任技術者を配置した「Linux準備室」を設置し、 企業ユーザが利用した際のあらゆる解決をサポート出来るようにLinux対応すると表明した。 　準備室はこれから、デベロッパー企業に対する横への連絡や製品の情報を提供し、 Linuxに関する企業間の普及団体、Linuxコンソーシアムを作って行くそうだ。 　富士ソフトがコンソーシアム・マニアというのは、業界のもっぱらの評価。 　今までもWindowsやOS/2などの企業コンソーシアムを創設・運営。富士ソフト自体は、その周りの営業活動で儲けているというのは有名な話だ。 　Linuxの普及や啓蒙活動を草の根でずっと頑張ってきた団体、「Japan LinuxUsers Group」の会員の中には、富士ソフトＡＢＣは何をする気なんだろうと、 眉をしかめている人もいるらしい。 　Linuxでお金儲けをすることは別に悪いことではなく、むしろ歓迎すべきこと。でも、富士ソフトＡＢＣの商売のやり方は、みんなにばればれ。ちょっと格好が悪いかもね。 ○ 富士ソフトＡＢＣニュースリリース：富士ソフト、Linuxへの対応を表明 http://www.fsi.co.jp/news/981214.html ○ JLUG のホームページへようこそ http://www.linux.or.jp/ □□ [Hosaka the G33kSt@r hosaka@sco.bekkoame.ne.jp]
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