| 別冊 Mail Magazine Radica | 1998年12月9日(水) |
| RADICA EXPRESS SELECTION | |
| あの山田村が、国土庁関連で再度受賞 | |
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富山県山田村といえば、平成8年に希望する全ての世帯にマッキントッシュを配布。村の内外をインターネットで結ぶ、いわゆる「電脳村構想」を行ったことで有名な電脳の里。 先月に岡山県倉敷市で開催された「全国過疎問題シンポジウム」において、山田村は過疎地域活性化優良自治体として国土庁長官賞を受賞した。 もともと電脳村構想は、国土庁がはじめた地域情報交流拠点施設整備モデル事業。ちょっと手前味噌な受賞じゃないのとの話も聞く。 山田村の情報化は「電脳ふれあい祭り」の成功など、村おこしとしては一定の成果を見せている。 しかし、話題の補助金ばらまき型の公共事業の弊害が、山田村にも影を落としているのも確か。 いまだ過疎には歯止めがかかっていない上、ほとんどの村民は貸し出されたパソコンを使いこなしているとは言い難く、村の財政赤字も大きい。 問題はまだ山積しているが、誰も使わないような道路や橋を造るよりは、明らかに補助金を有意義に使っているということで、この受賞となったのだろう。 山田村は以前にも、平成5年にこの過疎地域活性化連盟会長賞を受賞している。 前回の受賞から5年、改めて山田村を選び、しかもこれだけインターネットが普及しているのに、いまさらの情報化の推進での受賞とは、 これからは山田村をモデルにした村おこしを日本中で行いたいという、国土庁の考えがあってのことなのだろう。 これから、日本中のあちこちで情報化という名前を冠した、公共事業が行われるはず。 しかし、これで本当の日本の情報化が出来るのかといわれると、それはユーザー次第としか言えないだろう。 ○国土庁:平成10年度 過疎地域活性化優良事例表彰について、【国土庁長官賞】富山県山田村(やまだむら) http://www.nla.go.jp/chikas/kasokon/yamada.html ○行政情報 山田村 http://www.vcnet.toyama.toyama.jp/ infomart/life/new/yamada/index.html ○富山県山田村 http://www.vill.yamada.toyama.jp/ □□ [Hosaka the G33kSt@r hosaka@sco.bekkoame.ne.jp] |
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