別冊 Mail Magazine adica 1998年11月5日(木)
RADICA EXPRESS SELECTION
"Cybesexual Addiction"という新説

 以前、RADICA紙上で「インターネット中毒」についてお伝えしたことがあるが、また新説が発表されている。
 インターネット中毒とは、Net Addictionの訳。 長時間チャットをして過ごすような行為は、インターネットという新しいコミュニケーション・テクノロジーが生み出した、新しい対人関係の障害として認めようということ。 ピッツバーグ大学のオンライン依存症センターで所長を勤める心理学者、キンバリー・ヤング博士らが提唱している。 日本でもキンバリー・ヤング博士の本、「インターネット中毒(ISDN4-620-31239-8)」が毎日新聞社より刊行されている。
 ヤング博士は、自分のインターネット中毒啓蒙ページ「Netaddiction」にて、最近また新たな説をとなえている。 その名も「サイバーセックス中毒(Cybersexual Addiction)」。
 サイバーセックス中毒とは、インターネット中毒の一分野。 チャットやICQなどでナンパすることに心を奪われている人。 インターネットでよく実際の関係を見つける人などがあげられている。 これじゃネット婚は異常といわんばかりだ。
 米国でも色物扱いした報道がある。PC Magazine Onlineの人気コラム「Dvorak's」の中で、ドヴォラック氏は「昔と変わらぬ たわ言」と言い切った。
 インターネットで、こんな下世話な話が学術的に話されるようになったのも、一般的になってきたという証拠だろうか。 しかし、いくらなんでも、という感じはした。

○ The Center of Online-Addiction:Cybersexual Addiction
http://www.netaddiction.com/cybersexual_addiction.htm

○ PC Magazine Online Dvorak:「インターネット中毒」なんてない
http://www.zdnet..co.jp/magazine/pcmag/9811/jd981026.html

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