別冊 Mail Magazine adica 1998年10月21日(水)
RADICA EXPRESS SELECTION
オウム真理教、ネット活動活発化

 最近、インターネット上でのオウム真理教の動きが騒がしい。 原因は、第7サティアンが取り壊されるからだとか、死刑の確定しているサリン事件実行犯の手記が週刊誌に載ったからだとか、いろいろ噂されているが本当のところはわからない。
 このところの新しい動きといえば、オウム真理教のメールマガジンがリニューアルの話。 今まで「ナイスウィーク・オウム真理教」というメールマガジンが発行されていたが、このメルマガは第18号をもって休刊。 19日から、代わって「世紀末通信」というタイトルで配信し始めた。
 編集後記によると、人類の危機が目の前に迫っていて「いよいよ世界が、その無常な本質をあらわにする時が近づいている。」らしい。 どうも、いわゆるハルマゲドンのことと思われる。与えられた限られた時間に「しっかりとなすべきことをなし、神の光の祝福に預かろう」という、メールマガジンのようだ。
 少々旧聞に属するが、9月20日にデビューしたオウム真理教・ロック・バンド「完全解脱」公式Webも公開されている。 内容はといえば、ありがちなバンド系のページ。ページ中の文章が、ボーカルの「☆ひめ☆」のぶりぶり女子高生のりで書かれているのが面白い。
 教祖麻原彰晃が作詞作曲したという、「戦え!真理の戦士たち2」や「ウマー・パールヴァティーの愛」のライブ演奏もリアルオーディオで聴くことが出来る。 11月末に東京でライブがあるそうで、そのライブはワイドショーなどで大きく報道されるに違いない。
 世紀末通信は、硬派なオウム真理教の教えみたいなところに迫れるもの。記事には鬼気迫ったものがあり、自殺前の遺言のようにも受け取れる。 そして、完全解脱のほうはソフトなイメージアップをねらっているのだろう。
 またこれらとは別に、オウム真理教とはわからないように活動を行っているサイトも多いという噂だ。
 何はともあれ、いまオウム真理教は1999年を目前にして、一発大きいことをやりたいようだ。 オウムウォッチャー、いわゆるオウマーの方々は、自分のホームページ更新など、これから忙しくなることに違いない。

○ オウム真理教
http://aum-internet.org/

○ ようこそ「完全解脱」のHPへ
http://members.xoom.com/kanzengedatu/index.html

○ 「VAJRAYANA真理の探究」inいわき市(オウマーのサイト)
http://www.bekkoame.or.jp/i/sinzinrui/

□□ Hosaka the G33kSt@r hosaka@sco.bekkoame.or.jp


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