| 別冊 Mail Magazine Radica | 1998年10月15日(木) |
| RADICA EXPRESS SELECTION | |
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著作権法施行令改訂で、 パイオニアがCDレコーダー発売 |
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16日、パイオニア株式会社は、コンシューマー向けのCDレコーダー「PDR-D7」(124,000円)を、音楽専用のCD-RとCD-RWとともに発売する。 この発売の背景には、文化庁の「著作権法施行令」を改訂されたということがある。 日本の著作権法では、デジタルtoデジタル録音が出来る機器には、私的録音補償金というものを支払わなくてはいけないことになっている。 つまりCD-RもMDと同じように、オーディオCDからデジタルtoデジタル録音を楽しむためには、一定の補償金をユーザーが支払わなくてはならない。 しかし、改訂前までは補償金を支払いたくても、CD-Rが「私的録音録画補償金に係わる特定機器及び特定記録媒体」として認められていなかったために支払えなかった。 そのため、パイオニアは95年より欧米でCDレコーダーを発売していたものの、この著作権法の受け入れ態勢ができあがるまで、発売を見送っていたという経緯がある。 一足先にCDレコーダーを5月に発売したフィリップスは、あえて言うならフライングという形での販売だったのだ。 この改訂でやっと、日本でも大手を振ってCD-Rへ録音が出来るようになる。 PDR-D7は専用のCD-RとCD-RWでしか、使用することが出来ない。CD-RWに至っては、再生もPDR-D7専用。 専用メディアを使うのは、もちろん補償金を取るためだ。メディアの販売価格には、補償金が上乗せされている。 パソコン用のCD-Rにも補償金が必要になるため、値上がりするといった噂が流れた。 しかし、パソコンを使ってのCD-Rへの録音は、以外と煩雑で面倒だ。 また、CD-Rはデータ保存用として定着してしまっている。そのため、補償金が課せられることはないだろう。 何にしても、CDレコーダーは優れもの。これからは金色のCDを聞くのが、かっこいい時代になってくるかもしれない。 ○ パイオニア株式会社:〜手軽に自分だけのオリジナルCDを制作できる〜民生用CDレコーダー「PDR−D7」新発売 http://www.pioneer.co.jp/press/index5.html ○ 株式会社デオデオ:録音できるCDレコーダーフルラインナップPHILIPS CDR http://www.deodeo.co.jp/direct/cdr/index.html □ □□ Hosaka the G33kSt@r hosaka@sco.bekkoame.or.jp |
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