別冊 Mail Magazine Ｒａｄｉｃａ	1998年8月25日（火）
RADICA EXPRESS ＳＥＬＥＣＴＩＯＮ
米国テロ報復の巡航ミサイルの秘密
２０日、米国はケニアとタンザニアの大使館爆破テロに対し、米軍は巡航ミサイルのみを使って報復攻撃をした。 　ミサイル攻撃をしたのは、アフガニスタン〜パキスタン国境にある、テロリスト大学と呼ばれる、タリバンのテロ支援複合施設。 内部の訓練基地４カ所と補給基地、司令部の６カ所。 スーダンには、首都ハルツーム郊外の毒ガスを開発していると言われている「アルシファ薬品工場」の１カ所。 　テロの首謀者と見られるラディン氏は、ここ2年あまりの間にアフガニスタン最大勢力のイスラム原理主義勢力タリバンに資金を提供しているらしい。 そのための今回の攻撃だったようだ。 　詳しい攻撃の規模や、作戦の展開状況は公表されていないが、米国防筋のの話によると、攻撃は計７５〜８０発のトマホーク巡航ミサイルによって行われたようだ。 　ということで、ちょっと、この「トマホーク巡航ミサイル」を調べてみた。 　正式な名称は「BGM-109 Tomahawk」。 艦発射および潜水艦発射のターボファン推進の巡航ミサイルである。 湾岸戦争のミサイルからのビデオ画像、あのミサイルである。射程距離は1300km〜900km。GPSなどを組み込み、命中精度はプラスマイナス10m以内だという。 　軍隊がにらみ合う戦争は、湾岸戦争で終わり。 この軍事作戦は、まさに新しい戦争の形かもしれない。 ○The freedom space http://www.tomato.ne.jp/~freedom/index.html ○Welcome to Missile Index Home Page：BGM-109 Tomahawk http://www.index.ne.jp/cgi-bin/missile?bgm109 [Hosaka the G33kSt@r:hosaka@sco.bekkoame.or.jp]
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